エチオピア(ナチュラル)

コーヒー発祥の地とされるエチオピア。日本では、特にハラー地区のものは「モカ・ハラー」と呼ばれ親しまれています。

 

一般にモカ、というと、イエメン産の「モカ・マタリ」を思い浮かべる方が多いと思うのですが、それは「コーヒールンバ」という歌の歌詞に出てくるからでしょうか?

でも、「コーヒールンバ」って歌自体を私たちの世代はあまり知らないし・・・なあんて思っていたら、福山雅治さんがカバーしているじゃありませんか。。。あ~びっくり。。。一度聞いてみてくださいね。

 

モカとは、イエメンの港の名前です。昔、そのモカ港を経由して、イエメン産・エチオピア産のコーヒーが輸出されていたことに由来して両国産のコーヒーを「モカ」と呼ぶようになったそうです。その中で、イエメン産のものを「モカ・マタリ」、エチオピア産のコーヒーは「モカ・ハラー」と呼ばれています。

 

今回のエチオピアはイルガチェフェのナチュラルです。黄色く、色むらがありますね。でも不良豆はそうたくさんありませんでした。コロンと小ぶりで表面はツルンとしています。生豆も個性を感じさせます。

 

まずはハイ~シティーロースト(中煎り)で焙煎してみると・・・フルーツを思わせる、でもどこかスパイシーな酸の薫りがします。とても個性的な酸の薫りです。グレープでしょうか。なんていうか、エチオピアの薫りです。これぞエチオピア!!そんな薫りがしました。

 

次にもう少し深く、フルシティーロースト(中深煎り)くらいにしてみました。個性が減る・・・個性が減って・・・でも美味しい☆飲みやすく美味しいです♪

 

以前焙煎してお届けしたメンバーさんは、「お父さんが連れて行ってくれた喫茶店の味だ」とおっしゃいました。

 

コーヒー発祥の地のコーヒーは、そんな懐かしい味のコーヒーのはずですが、私にはあまりなじみがなく・・・

すごい好き、とは言えなかった・・・けれども、すっきり美味しいコーヒーでしたよ。